文学

~結婚相手~ あらくれ/entry74

第74回目は文学( entry70 の続き )の御紹介です。 【 日本文学全集 8巻 】 徳田 秋声集 あらくれ 十一( entry70 の続き ) おとらと青柳との間になりたっていたお島と青柳の弟との縁談が、養父の不同意によって、立消えになったころには、おとらもだん…

気紛れなおとらさん/entry70

第70回目は日本文学の御紹介です。 【 日本文学全集8 徳田 秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 十 《 おとらさんは何処へ entry66 》の続き お島は養父が、二三軒の知合いの家へ葉書を出したことを知っていたが、おとらが帰ってから、やっと届いたお…

十時/entry68

第68回目は世界の名作文学の御紹介です。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 作 者/ロバート・ルイス・スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健( けん )氏 宝 島 《 黒まる entry63 の続き 》 ( 三 )黒まると “ 船長 ” の死 ところがその晩のこと…

黒まる entry63

第63回目は文学( 児童書 )の御紹介です。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 宝島 作 者/ロバート・ルイス・スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健( けん )氏 第一章 老海賊 《 昔の仲間 entry 07の続き 》 ( 三 )“ 黒まる ”と“ 船長の死 ” そ…

度合 entry 56

第56回目は《 大師詣り entry 49 》の続きです。 【 日本文学全集 徳田秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 《 大師詣り entry49 》の続き 八 お島は養父がいつまでも内に入ってこようともしず、入ってきても、飯がすむとすぐ帳簿調べに取りかかったり…

大師詣り/entry49

第49回目は「 子供の気持ち entry 45 」の続きです。 【 日本文学全集8 徳田秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ「 子供の気持ち entry 45 」の続き 七 曲りくねった野道を、人の影について辿ってゆくと、やがて大師道へ出てきた。お島はぞろぞろ往き…

子供の気持ち/entry45

第45回目は「 青柳 entry 42 」の続きです。 【 日本文学全集8 徳田秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 六 お島は作との縁談の、まだ持ちあがらぬずっと前から、よく養母のおとらに連れられて青柳といっしょに、大師さまやお稲荷様へ出かけたものであ…

青柳/entry42

第42回目は《 entry 40 》の続きです。 【 日本文学全集8 徳田秋声集 】 あらくれ 五 お島が作をいっそう嫌って、侮蔑( ぶべつ )するようになったのもそのころからであった。 蒸暑い夏のある真夜中に、お島はそこらを開け放して、蚊帳( かや )のなか…

お島さんの美しさ/entry40

第40回目は 《 entry 38 》 の続きです。 【 日本文学全集8 徳田 秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 《 entry 38 》の続き 四 お島は幼( ちいさ )い時分この作という男に、よく学校の送迎( おくりむかい )などをしてもらったものだが、養父の甥…

お金の魔力/entry38

第38回目は entry37 の続きです。 【 日本文学全集8 徳田秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 三 しかし時がたつにしたがって、その時の事実の真相が少しずつお島の沁( し )みこむようになってきた。養家の旧( もと )を聞き知っている学校友だちな…

父親の苦悩/entry37

第37回目は entry36 の続きです。 【 日本文学全集 徳田秋声集 】 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 二 その時お島の父親は、どうゆうつもりで水のほとりへなぞ彼女をつれていったのか、今考えてみても父親の心持はもとより解らない。あるいは渡しを向うへ渡っ…

活発なお島さん/entry36

第36回目の書物は日本文学です。 【 日本文学全集8 】徳田 秋声集 著 者/徳田 秋声氏 あらくれ 一 お島が養親( やしないおや )の口から、近いうちに自分に入婿( いりむこ )の来るよしをほのめかされた時に、彼女の頭脳( あたま )には、まだ何らの…

河童とはこんな生き物/entry32

第32回目の書物は文学( entry 25の続き )です。 【 河童 】 著 者/芥川 龍之介氏 僕はこの先を話す前にちょっと河童というものを説明しておかなければなりません。河童は未だに実在するかどうかも疑問になっている動物です。が、それは僕自身が彼らの間…

河童の国の医者のチャックと漁夫のバッグ entry25

第25回目はentry16の続きです。 【 河童 】 著 者/芥川 龍之介氏 そのうちにやっと気がついてみると、僕は仰向けに倒れたまま、大勢の河童にとり囲まれていました。のみならず太い嘴( くちばし )の上に鼻目金( はなめがね )をかけた河童が一匹、僕の…

山の中で河童と遭遇 entry16

第16回目は文学作品の御紹介です。 【 河童 】 著 者/芥川 龍之介氏 これはある精神病院の患者、ーー第二十三号が誰にでもしゃべる話である。彼はもう三十を越しているであろう。が、一見したところはいかにも若々しい狂人である。彼の半生の経験は、ーー…

昔の仲間 entry7

第7回目は『 entry 06 』の続きです。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 宝島 『 entry 06 』の続き 作 者/ロバート・ルイス・スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健(けん)氏第一章 老海賊 ( 二 )“ 黒犬 ” 現れる ぼくが酒を持ってもどったとき…

黒犬現れる entry6

第6回目は『 entry 05 』の続きです。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 宝島 『 entry 05 』の続き 作 者/ロバート・ルイス・スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健( けん )氏 第一章 老海賊 ( 二 )黒犬現れる その冬は寒さが特別ひどかった。 …

医者のリブジー先生と乱暴な船長 entry5

第5回目は『 entry 02 』の続きです。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 宝島 『 entry 02 』の続き 著 者/ロバート・ルイス・スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健( けん )氏 第一章 老海賊 (一)“ ベンボー提督亭 ” に来た男 その “ 船長 ” は…

~変わり者の船長~ 宝島/entry03

第2回目は世界の名作文学の御紹介です。 【 少年少女 世界の名作文学7 イギリス編 】 宝島 作 者/ロバート・ルイス.スチーブンソン氏 訳 者/近藤 健( けん )氏イギリス東部の代表的な漁師の家 第一章 老海賊 ( 一 )“ ベンボー提督亭 ” に来た男 僕…