神様は愛を与えている/entry11

 第11回目の書物は Spirit に関する書物です。

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【 神のカウンセリング 】🍀
『 究極の幸せを引き寄せる 』ーー 神との対話
 著 者/カトレア・エレーナ氏
    /仁 愛      氏
 ©️ Katorea Erena & Jinn ai


この世に生きる目的と、深い意味を知るために
      ・・・・・・まえがきに代えて
 
 あなたが手にしているこの本は、決して誰かごく一部の人や、特定の人に捧げるために書かれたものではありません。
 これは、この本を手にとってくださったあなたのために書かれたものです。
 あなたが知りたいと願う、魂の声に導かれたものです。
 あなたは願っているはずです。
 この世には、まだ自分の知らないことがたくさんある、それを知りたいと。
 そして、自分は何をすべきなのかと・・・。

 いま、すべてのことに答える時がきたようです。
 あなたにとって、本当のこととは何かを。
 人がこの世に生を受けて、生きている目的は何かを。

 私は、それがどれだけ深い意味を持っているか、知っています。
 いま、私はすべての人々に向けて、神様からのメッセージが届けられることを心より願い、この対話を書に残すことにしました。

 これから始まる冒頭で神様が話しているとおり、これは、この書とめぐり会った人々すべてに向けられたメッセージです。
 私はただ、そのメッセージを受けただけなのです。この日のために。
 そして、すべての人類の未来のために。

 どうか、どうか、神様のあたたかい御心にふれ、真実の扉を自分の手で開いてください。
 私は願います、心より。この地球が、いえ宇宙が、愛と光によって新たな未来へ向けての幕が開かれることを。


対話の始まり

神様、なぜいま、対話をしようと思われたのですか
 
 それは、すべての物語の主人公はあなた方、
 ひとりひとり、
 つまり自分自身であり、そして、
 すべての物語の中に神がいることを
 知る時がきたからです。


私たちが主人公になる物語とは、何ですか
 
 それは自分自身の思う物語、
 自分自身の作る物語、
 人生の物語です。
 すべての者たちは、物語を作っているのは
 神と思っています。
 しかし、物語を作っているのは、
 自分自身だということを
 知らなければなりません。
 人々は、自分のための物語の中を
 歩んでいることを知ってください。
 そして、人々は、その物語の中で
 何が真実なのかを知りたいと、
 自分自身の中の『 記憶の呼び出し 』
 行っています。


・記憶の呼び出し?
 
 そう、全ての答えは最初から
 自分自身の中にあるのです。
 ただ、思い出せないだけなのです。
 本当の自分を知るためには、
 たくさんの経験を積み重ね、
 それを自分自身の心の成長として、
 一枚ずつページを繰るように、
 記憶を思い出すようになっているのです。


では、すべて自分の知りたいことは、最初から自分の中にあるというのですか
 
 そう、真実は自分自身の目の前にすでに
 あるのです。
 ただ、気づいていないだけなのです。
 まだ、気づく時が
 訪れていないだけなのです。
 すべての出来事は、
 自分自身の魂の作り上げた物語です。
 魂の願う方向に、物語はストーリーを
 展開させていくでしょう。


でも、私達は願っていないような辛い出来事も体験していると思うのですが
 
 いいですか、神は判断はしません。
 神にあるのは “ ある ” という存在だけです。
 あなた方の思うことに判断を下し、
 与えているのではなく、
 あなた方が思ったことすべてを、
 あなた方に与えています。
 たとえば、あなた方が
  “ 病気になりたくない ” と思えば、
 その想念は “ 病気 ” という言葉をとらえ、
 宇宙からそれを取り出すのです。


でも “ 病気になりたくない ” といったのですよ。
 
 神には判断はありません。
 あなた方が思うこと、とらわれていることを
 ただ引き寄せ、宇宙より取り出す手伝いを
 しているだけです。
 人間はすべてのことを有、無、で
 とらえています。
 『 ~がない 』とすぐ文句をいいます。
 しかし、いまこんなに
 『 ~がある 』ということに
 なぜ気づかないのですか。
 『 ~がある 』ということに
 なぜ感謝しないのですか。
 いまのこの世は、『 ~がない 』という
 マイナスの思いで
 ほとんどが作られています。


そうですね。私もすぐ否定的に考えてしまいがちで、“ ~ではない ” “ ~がない ” と思いがちでした。その思いがすべてを作り出しているのですね。
 
 そう。
 もしあなた方が、何か足りないものを
 考えたとしましょう。
 すると、神は答えるでしょう。
 そう、あなたは “ いま~がない ” として、
 その現象を宇宙から取り出し、
 あなたは、もっと何かが足りない状態を
 作り出すのです。


ああ、思い当たる節がたくさんあります。
 
 もし、そのことにいま気づいたら、
 いますぐに、そのまちがった思いを
 作りなおせばよいのです。
 そうすれば、物語は楽しい方向へと
 転換していくでしょう。
 この世界は、
 すべて正しいものと、正しくないものと、
 対極で成り立っています。
 しかし、あなた方は、すべてのことを
 自分の少ない体験によって、
 答えを求めてはいないでしょうか。
 その判断は正しいものですか。
 それを判断するのは神ですか。
 いいですか、あなた方人間は何か困ったら
 神頼みというものをします。
 そして、それがかなわなかったら、
 神を冒涜 ぼうとく します。
 しかし、神が偉大と思って頼むのであれば、
 神にできないことがあると思いますか。
 頼んだことがかなわなかったら、
 神に力はないと思いますか。
 随分身勝手な頼みと思いませんか。
 いいですか。
 もし神が偉大で、
 何でもできると思うのなら、
 神が不完全な人間を創ると思いますか。
 神は、この宇宙を創り上げた創造主です。
 その神が創るもので、
 不完全なものは何もないのです。


そうですね。私たちの思いに矛盾があることを感じます。偉大な神様がお創りになった人間、私たちは完全体であると・・・・・・。
 
 そう、完全体です。
 あなた方は、何かが欠けているのでも、
 何かが足りないのでもなく、
 何かに気づいていないのです。
 大切な何かに。
 それは、自分自身は
 完全であるということです。
 完全と思えないのは、
 自分自身に “ 不安 ”
 呼び寄せているからです。


神様からのメッセージ

神様、人間はなぜ、すぐ “ 不安 ” を抱くのでしょう
 
 この世は善と悪で成り立っていると、
 すべての者は考えています。
 しかし、この世は『 愛 』『 不安 』という
 両極で成り立っています。
 それは人間が作り上げたもの。
 もし神を信じるというのなら、
 完璧な神を信じるのなら、
 人間は完璧であることに気づくべきです。
 すべてのことは
 自分自身の不安が引き寄せたもので、
 神が与えたものではないと。
 神が与えているのは、愛だけです。
 神は、無条件に
 あなた方を愛していることを
 知って下さい。
 そこに条件づけをしているのは、
 あなた方だということを。
 愛は何者にも、誰にでも注がれている
 永久の光なのだということを。
 すべての出来事は
 自分が起こしている
 ということさえわかれば、
 何も不安になることはありません。
 自分の思いさえ変われば、その現象は、
 すぎさって消えていく幻に
 すぎないのだから。
 この世界はすべて想念の世界で
 成り立っています。
 あなた方が引き寄せたことも、
 それは自分を知りたいという
 魂の思い出し作業の中の、
 ひとつの過程にすぎません。
 もう、そこにとらわれるのをやめましょう。
 あなた方は常に物語を作り出せるのです。
 さぁ、答えてみてください。
 本当に自分が必要としているものは
 何ですか
 本当に自分が引き寄せたいものは何ですか
 神は常にそばにいて、
 あなた方の思ったものを
 引き寄せてくれています。
 あなた方の作りたいように、
 物語は必ず進んでいきます。
 ただ、あなた方は信じれば良いのです。
 自分を、そして神の力を。


私は信じます。自分を、そして神様を。
 
 よろしいでしょう。
 あなた方はみな同じ能力、
 同じ資質を持っています。
 それは、引き寄せるという能力です。
 そう、みな宇宙から物質的な現実を
 引き出す力を持っています。
 そこに気づきさえすれば、
 思い出しさえすれば、
 すべてはあなた方の思ったとおりの
 道になるでしょう。


どうすれば、神様がそばにいるということがわかるのでしょうか
 
 すべての出来事、
 出会いに感謝することです。
 あなたがいま
 ひとりで生きているのではなく、
 生かされていることにも気づくなら、
 あなたはすでにもう神と共にいます。
 そして、神はあなたを必ず愛と光の方向に
 導いていくでしょう。
 そう、感謝の言葉は、
 すべてを光に導く魔法の言葉です。
 辛いと思う時こそ、嫌だなと思う時こそ、
 感謝してください。
 そうすれば、必ずやあなたはそこに
 光を見いだすことでしょう。


桜の木の不思議ないわれ

私は、木に何かとても神秘的な感じを受けます。しかし、その中で一番、桜の木が気になるのですが、桜の木には何か意味があるのですか
 
 あなた方は、この地上に最初にあった木を
 リンゴと思っているかもしれませんね。
 しかし、それは違うのです。
 この地に最初に降ろされた木は、
 愛のあふれる桜の木です。
 アダムとイヴが愛を誓いあったのも、
 桜の木なのです。
 桜の木は、もともと
 地球にあったものではないのです。
 宇宙から種を持ち込まれた
  宇宙樹 なのです。
 人間が桜を見て心がなごんだり、
 心がやすらぐのは、
 桜の木の持つエネルギー、
 宇宙の愛と光のエネルギーに
 触れるからです。


・桜の木が宇宙樹!! びっくりもしましたが、なぜかわかるような気がします。
 
 よいことを教えましょう。
 宇宙から来た魂を持つ者は、より一層、
 桜の木に惹かれるのです。
 それは、桜の木が持つエネルギーが、
 彼らの眠れる魂をゆりうごかすからです。


日本に桜の歌が多いのも、何か関係ありますか
 
 そう、桜は愛の芽を育てて咲かす樹。
 桜の歌が多いのは、人々にはいま、
 愛というものが足りない、
 そんな気持ちを教えるためなのです。
 長き時の流れの中で、
 桜は偉大な樹木としての
 叡智を持っています。
 桜の木は語るでしょう。
 “ 心に花を咲かせなさい、愛の花を ”
 と。


何だか桜の木に触れてみたくなりました。
 
 ここで注意しておくことがあります。
 桜の木には、たくさんの魂たちが
 集まっています。
 もし木に触れる者の波動が低いならば、
 桜の木は語らず、
 集まってきたさまざまな種類の魂たちに
 触れることになるでしょう。
 注意しておきたいといったのは
 そういうことです。
 大いなる桜の木の話が聞ける者は、
 神との対話が可能になった者です。
 きっと、この地球の成り立ちの時には、
 みんな普通にできていたことでしょう。




何か神様から大切なメッセージをいただかなくてはならない気がするのですが・・・。
 
 よろしいでしょう。
 次の言葉を贈るとしましょう。
 『 水位の精( すいいのせい )
   大陰化生( たいいんかせい
   無有不察( むゆうふさつ )
   吾固降霊( ごここうれい )
   欲来見形( よくらいけんぎょう )
   亀蛇合形( きじゃこうぎょう )
   同行六合( どうこうむぎょう )
   虚危上応( きょきじょうおう )
   流星合石( りゅうせいこうこく )
   他星精怪( たせいしょうかい )
   永鎮門顕( えいちんもんけん )
   来歴甚太( らいれきかんた )
   義我護我( ようがごが )
   善星皆来( ぜんせいかいらい )』
 これらすべては、とても大切なことです。


それは、どのような意味ですか
 
 説明しましょう。
 ( 水位の精/すいいのせい )
 人間の体はすべて水が中心となって
 できています。
 いま、地球の水が汚れているように、
 人間の体の水も大きく汚れ、
 もはや、どのような菌がきたとしても
 対抗することのできないくらいの
 体になっています。
 ( 大陰化生/たいいんかせい
 しかし、神はそのことを理解し、
 人間の体を再生するものを
 この地上に降ろしました。
 それはやがて
 不老不死の薬ともいわれるでしょう。
 ( 無有不察/むゆうふさつ )
 しかし、その薬が効くのは、
 すべてのことは無・有の二極から
 成り立っており、
 いま、自分が
 善のみの神の子となり得ることを
 理解した者にしか、
 効くことはないでしょう。
 ( 吾固降霊/ごここうれい )
 あなた方は、
 すべての魂の代表としてここで学びを終え、
 波動を修正するために、
 この地に降りてきています。
 ( 欲来見形/よくらいけんぎょう )
 本来の目的を忘れ、
 欲にとらわれてしまっていては、
 正しいものも見ることができず、
 誤った気を
 自分で引き寄せてしまうでしょう。
 ( 亀蛇合形/きじゃこうぎょう )
 それは、体のバランスを崩し、
 自ら奇病を呼び寄せてしまうでしょう。
 その最初のあらわれは脳からです。
 ( 同行六合/どうこうむぎょう )
 人間はだれとてみな、
 自分自身の作り出す物語の主人公です。
 それは美しく輝く雪の結晶のように、
 巧みに神が創造されたものです。
 ( 虚危上応/きょきじょうおう )
 そのことに気づかぬうちは、
 何事も悪や見えない負の力と思い、
 自らそれを引き寄せていくでしょう。
 ( 流星合石/りゅうせいこうこく )
 この星、地球には、
 同じ目的で
 たくさんの星から魂がやってきて、
 地上に降りています。
 ( 他星精怪/たせいしょうかい )
 しかし、人間の作った低い波動の中で、
 本来の目的を見失い、
 ただの快楽に走っている魂がとても多い。
 彼らとて、思いの修正をしなければ、
 前と同じ過ちを犯していくでしょう。
 ( 永鎮門顕/えいちんもんけん )
 いま、すべての光は放たれました。
 本当の愛と光とは何かを知る時がきました。
 それは人々の心を
 根本から変えていくでしょう。
 ( 来歴甚太/らいれきかんた )
 偉大なるマスターの教えは
 いま、完結を迎えるでしょう。
 すべてのことは全部必要で
 大切なことだったのです。
 ( 養我護我/ようがごが )
 自分自身を知ることができたら、
 何も不安になることはなく、
 永遠の喜びと幸せをつかむでしょう。
 それが神の願いであり、
 人の願いでもあります。
 ( 善星皆来/ぜんせいかいらい )
 いま、地球にいる魂も、
 宇宙にいる魂もひとつになって、
 本当の神として愛と光を見いだすでしょう。


すごく大切なことを教えていただき、ありがとうございます。
 
 よろしいですか、
 すべては自分自身の物語なのです。
 どのように作り変えるかは、
 自分自身の思いひとつです。
 このページを
 最後までめくり終えたあなたは、
 きっともう、
 光を見いだしているに違いありません。
 そして、あなたはきっと
 たくさんの人を救っていくでしょう。
 なぜなら、それが神の、
 そしてあなたの願いだから。




著者紹介
カトレア・エレーナ氏
ーー 1997年頃、天からの声が聞こえ、古典的言い回しの文章でいわれるままメモを続ける。
ーー 2001年4月末、聞こえる声は不要と考えていたところ、突然耳が聞こえなくなり、体調も崩し、一年間辛い日々を過ごす。
ーー 2005年3月に もう動きなさい といわれ、再び活動を始める。この頃より再び声が聞こえ始める。やがて友達の前世や亡くなった人のメッセージを伝えていくようになる。
ーー 保育士、介護士を経験。

仁 愛( じんあい )氏
ーー カトレア・エレーナ氏の友人。彼女に降りてきた神からのメッセージを文章にまとめる協力者となる。神からいわれた メッセージがまとまったら本にしなさい と伝えられたことを受けて、出版社に提示する役目をになう。
ーー 彼女いわく ハギジン出版から出せるよう働きかけてごらんなさいとのメッセージが降りた時は驚きましたが、結局、このような形になりました と打ち明ける。
ーー 幼児教育講師、介護士を経験。
    ~~ 有限会社 ハギジン出版 ~~



神のカウンセリング
『 究極の幸せ 』を引き寄せる ーー 神との対話
 発 行/2010年4月22日 第1刷
 発行所/有限会社 ハギジン出版