おはようございます。
第81回目は生物の御紹介です。
ハイイロオオカミ
( entry80の続き )
分 類/食肉目
科 名/イヌ科
属 名/イヌ属
学 名/Canis lupus
ハイイロオオカミは、北米アラスカからグリーンランドにかけての広大な森林やツンドラ地帯に生息します。また、東ヨーロッパ、スカンジナビア、西ヨーロッパの人里はなれた山岳地帯、インド、アジア、中東にも見られます。
生息域
・森林地帯を含む針葉樹林
・森林地帯を含む温帯林
・山岳地帯、高地、がれ場の斜面
・草原、沼沢地、ヒース地、低木林、原野などを含む開けた生息環境
・ツンドラ地帯を含む極地
生息状況/地域により絶滅種・危急種
行動単位/群れ
体 長/1~1.5 m
尾 長/30~51 ㎝
肩 高/66~96 ㎝
体 重/16~60 ㎏
性成熟年数/メス1年、オス2年
繁殖時期/1~4月
妊娠期間/60~63日
1回の出産数/5~6頭
繁殖間隔/1年
主な食べ物/主に大型の草食哺乳類、小型の哺乳類も
寿 命/最長13年
・聴覚は、人間の20倍もするどいです。
・長い鼻づらは、人間の100倍も鼻が聞きます。
・がっしりした力強い体とスタミナのおかげで、ハイイロオオカミはすぐれたハンターでいられます。厚い被毛は、寒い北国のきびしい天候を生き抜くのに役立ちます。
・力強く長い脚は、速く走ることができます。
ハイイロオオカミの仲間達
ハイイロオオカミはイヌ科のなかで最も体が大きいです。アメリカアカオオカミ( red wolf )は別種か、ハイイロオオカミとコヨーテ( coyote )の交配種と考えられます。アビシニアジャッカル( Ethiopian wolf )はアフリカに生息しています。イエイヌはオオカミの子孫と考えられています。
神話? それとも実話?
狼男の伝説は、フランスの “ ルーガルー ” のように、あちこちにあります。ローマの伝説に出てくるオオカミは、うんとおとなしく、ローマ建国の祖、双子のロムルスとレムスはオオカミの乳で育てられたとされています。アメリカ先住民の社会では、オオカミは先導者であり、教師であると考えられています。

* データは2005年頃のものです。
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普通の犬よりも嗅覚と聴覚は鋭いのですよね。
sakuya ☯️